Skip to content
ビジネス・資金

Zoom、Anthropicと提携し同社に出資

Zoomは、Zoom Contact Centerのポートフォリオを皮切りに、顧客向けAI製品にAnthropicのアシスタント「Claude」を活用する計画だ。

DigitalNeuron Desk約1分

ひとことで言うと

AnthropicはZoomとの提携についてどのように発表したか。

Anthropicは、Zoomが信頼性、生産性、安全性に重点を置いた顧客向けAI製品の開発にClaudeを活用するという提携を発表した。最初の統合はZoom Contact Centerのポートフォリオで予定されている。Anthropicはまた、この関係の一環としてZoom VenturesがAnthropicに出資したことも明らかにした。

要点

  • Zoomは、信頼性、生産性、安全性に重点を置いた顧客向けAI製品の構築にClaudeを活用する。
  • Claudeの最初の製品統合はZoom Contact Centerのポートフォリオで行われる。
  • Zoomは、多様な顧客ニーズに対応するため、自社技術とClaudeを含む外部モデルを組み合わせる計画だ。
  • AnthropicはZoom Venturesが同社に出資したことを明らかにした。

Anthropicは、通信ソフトウェア企業のZoomとの提携を発表した。この提携により、Zoomは顧客向けAI製品の開発にClaudeを活用する。Anthropicによると、今回の取り組みは信頼性、生産性、安全性に重点を置くという。

発表によれば、ZoomはZoom Venturesを通じてAnthropicへの出資も行った。Anthropicは発表の中で金額などの詳細には触れていない。

Zoom製品におけるClaude

Anthropicは、Claudeを「憲法的AI(Constitutional AI)」の手法に基づいて構築されたAIアシスタントだと説明した。今回の提携の下、ZoomはClaudeを、顧客向けAI製品開発における取り組みの一要素として活用する。

最初の製品統合はZoom Contact Centerのポートフォリオで予定されている。Anthropicによると、ここでClaudeはエンドユーザー体験の向上と、コンタクトセンター担当者の業務パフォーマンス支援に活用されるという。

Anthropicは、ZoomがAIに対して「フェデレーテッド(連合的)」なアプローチを取ると説明した。この方式では、Zoom独自の技術とClaudeを含む外部モデルを組み合わせ、多様な顧客ニーズに対応する。発表では、Claudeの統合が予定されているZoom製品として他に具体的な名前は挙げられていない。

Anthropicのダリオ・アモデイCEOは、今回の協業によって、堅牢で制御可能なAIをより多くの職場に届けられると述べた。また両社は、安全性、有用性、生産性を重視したAI活用型製品の開発を目指す意向だとも語った。

Zoom Venturesによる出資

製品提携と並行して、AnthropicはZoom VenturesがAnthropicに出資したことを発表した。発表では出資の規模や条件については言及していない。

Anthropicは、両社が信頼とセキュリティに根差した顧客本位のAI製品開発に共通の関心を持っていると述べた。また、両社それぞれの専門性を組み合わせることで、顧客ニーズに沿って設計されたアプリケーションにAIを組み込んでいくとしている。

出資と製品面の取り組みは、同一の関係の一部として位置づけられている。AnthropicはZoom Contact Centerへの統合をClaudeの最初の導入事例として挙げているが、公開時期やアシスタントが製品内でどのように表示されるかについては明らかにしていない。

提携の優先事項

Anthropicの発表では、安全性と実務上の職場活用が今回の協業における優先事項として繰り返し強調されている。複数の技術を併用するZoomの方針により、顧客の要求に応じて異なるモデルを使い分けられるとしている。

また、予定されているContact Centerへの統合については、エンドユーザー体験の向上と、コンタクトセンター担当者の業務支援という2つの具体的な目標と結び付けられている。この統合に関する技術的な詳細はそれ以上示されていない。

今回の発表は、ZoomによるClaude活用計画と、Zoom VenturesによるAnthropicへの出資の両方を扱っている。Zoom Contact Center以外の初期統合先については名前が挙げられておらず、出資に関する追加情報も示されていない。

出典:Anthropicの発表「Zoom partnership and investment in Anthropic」、2023年5月16日公開。

よくある質問

AnthropicはZoomとの間で何を発表したか。
Anthropicは、Zoomが顧客向けAI製品の構築にClaudeを活用するという提携を発表した。またAnthropicは、Zoom Venturesが同社に出資したことも明らかにした。
ZoomはどこでClaudeを最初に統合するのか。
Anthropicによると、最初の統合はZoom Contact Centerのポートフォリオで行われるという。
ZoomはAIモデルをどのように活用する計画か。
Anthropicによると、Zoomは自社技術とClaudeを含む他のモデルを組み合わせ、多様な顧客ニーズに対応するフェデレーテッド(連合的)なアプローチを取るという。
Anthropicは今回の提携における優先事項として何を挙げたか。
Anthropicは、予定している製品は信頼性、生産性、安全性に重点を置くと述べた。また、信頼、セキュリティ、有用性、顧客ニーズへの対応も優先事項として挙げている。

出典

  1. Zoom partnership and investment in Anthropic \ AnthropicAnthropic
タグanthropicclaudezoomzoom venturespartnershipinvestment

あわせて読みたい

Anthropic、AWS、アクセンチュアが企業向けAI協業を発表

AnthropicはAWSおよびアクセンチュアとの協業を発表し、企業が生成AIプロジェクトを構想段階から本番運用へ移行できるよう支援する。1,400人を超えるアクセンチュアのエンジニアが、AWSを通じたAnthropicモデルの活用について研修を受け、ファインチューニング、プロンプトエンジニアリング、プラットフォームエンジニアリング、導入の各面で顧客を支援する。

約3分

ローレンス・リバモア国立研究所、Claude for Enterpriseの利用対象を職員1万人に拡大

Anthropicによると、ローレンス・リバモア国立研究所は「Claude for Enterprise」を研究所全体に拡大し、約1万人の科学者や研究者、職員がアクセスできるようになるという。Anthropicはこれを、エネルギー省傘下の国立研究所システムにおける「Claude for Enterprise」導入としては最大級の事例の一つと位置づけており、核抑止やエネルギー、材料科学分野の研究を支援するとしている。

約3分

Anthropicとルワンダ、3年間のAI協定を締結

Anthropicとルワンダ政府は、医療、教育、公共部門のシステム全般にわたる取り組みを拡大するため、3年間の覚書を締結した。協定には、国の保健目標への支援、政府の開発者に対するClaudeおよびClaude Codeの提供、研修、APIクレジット、教育分野での提携継続が盛り込まれている。

約2分