Skip to content
半導体・インフラ

Anthropic、Claude開発支援にGoogle Cloudを採用

AnthropicはクラウドプロバイダーとしてGoogle Cloudを採用し、同社のGPUおよびTPUクラスターを利用してAIシステムの訓練、規模拡大、展開を進める計画だ。

DigitalNeuron Desk約1分

ひとことで言うと

AnthropicはGoogle Cloudとの提携について何を発表したのか?

Anthropicは、2023年2月3日に発表した提携に基づき、クラウドプロバイダーとしてGoogle Cloudを採用した。両社はAIコンピューティングシステムを共同開発する計画で、AnthropicはClaudeを含む自社のAIシステムの訓練、規模拡大、展開にGoogle CloudのGPUおよびTPUクラスターを利用するとしている。

要点

  • AnthropicはクラウドプロバイダーとしてGoogle Cloudを採用した。
  • 両社は、AIコンピューティングシステムの共同開発を支援するために今回の提携を構築した。
  • Anthropicは、自社のAIシステムの訓練、規模拡大、展開にGoogle CloudのGPUおよびTPUクラスターを利用する計画だ。
  • Anthropicは、このインフラがAIシステムのより広範な展開と、より堅牢なAIプラットフォームの開発を支えるとしている。

Anthropicは、同社のAIシステムの開発と展開を支援するための提携で、クラウドプロバイダーとしてGoogle Cloudを採用したと2023年2月3日に発表した。

この提携に基づき、AnthropicとGoogle CloudはAIコンピューティングシステムを共同開発する計画だ。Anthropicは、自社のAIシステムの訓練、規模拡大、展開にGoogle CloudのGPUおよびTPUクラスターを利用するとしている。

同社は、より多くの人々にAIシステムを提供する計画と今回のクラウド契約を結び付けている。Anthropicの最高経営責任者(CEO)、ダリオ・アモデイ氏は、Google Cloudが事業拡大に必要なインフラの性能と規模を提供すると述べた。

AI開発を支えるインフラ

発表では、Anthropicが選んだクラウドプロバイダーとしてGoogle Cloudを挙げ、提携の一環としてAIコンピューティングシステムを共同開発すると説明している。一方、契約の金銭的条件やインフラの処理能力、作業日程は明らかにしていない。

Anthropicは、Google Cloudのコンピューティングインフラを事業の複数の段階で利用するとしている。用途にはAIシステムの訓練、規模拡大、展開が含まれる。発表では、Anthropicが利用を計画するリソースとしてGPUとTPUの両クラスターを具体的に挙げている。

アモデイ氏はまた、信頼性が高く、解釈可能で、制御しやすいAIシステムの構築にこのインフラを活用したいとの意欲を示した。Anthropicによると、今回の提携は、より堅牢なAIプラットフォームの構築に寄与するという。

ClaudeとAnthropicの安全性研究

Anthropicは自社をAIの安全性を研究する企業と位置付けている。同社の研究は、安全で制御しやすいAIの構築に関する研究を基盤とするAIアシスタント「Claude」の開発と展開に重点を置いているという。

同社はまた、自ら開発した安全技術の一つとして「Constitutional AI」を挙げた。Anthropicは、安全性に関する取り組みを通じて、より信頼しやすく理解しやすいAI技術の実現を目指しているとしている。

発表では、こうした研究や製品開発を、Google Cloudとの提携で利用可能になるコンピューティングリソースと結び付けている。Anthropicは、より幅広い人々にシステムを提供する次の成長段階を、クラウドインフラが支えるとしている。

同社は今回の提携発表で、Claudeの新モデルや製品価格、発売日を明らかにしていない。発表の焦点は、Google Cloudの採用、GPUおよびTPUクラスターの利用、AIコンピューティングシステムの共同開発計画、ならびにAnthropicのAIシステムの訓練、規模拡大、展開を支えるインフラに置かれていた。

出典:Anthropicが2023年2月3日に公表した「Anthropic partners with Google Cloud(Anthropic、Google Cloudと提携)」

よくある質問

Anthropicは何を発表したのか?
Anthropicは、クラウドプロバイダーとしてGoogle Cloudを採用したと発表した。今回の提携は、AnthropicとGoogle CloudがAIコンピューティングシステムを共同開発できるようにすることを目的としている。
AnthropicはGoogle Cloudのインフラをどのように利用するのか?
Anthropicは、自社のAIシステムの訓練、規模拡大、展開にGoogle CloudのGPUおよびTPUクラスターを利用するとしている。
今回の提携はClaudeに関係するのか?
Anthropicは、開発と展開に注力するAIアシスタントとしてClaudeを挙げている。同社はClaudeについて、安全で制御しやすいAIに関する自社研究を基盤としていると説明した。
発表はいつ公表されたのか?
発表の日付は2023年2月3日。

出典

  1. Anthropic partners with Google Cloud \ AnthropicAnthropic
タグanthropicclaudegoogle-cloudcloud-computingai-infrastructuregputpu

あわせて読みたい

分析:オープンウェイトモデルのセルフホスティング——導入を左右する採算計算と、誰も予算に織り込まないコスト

高水準かつ安定した稼働率を確保できる場合に限られる。セルフホスティングでは、トークン単位の変動費が時間単位の固定費に変わるため、アクセラレーターを高稼働させられれば有利だが、遊休時間が生じると大幅に不利になる。正確に比較するには、アクセラレーターの稼働時間、冗長化、エンジニアリング工数に加え、小規模モデルで十分な品質を確保できるかを検証する評価作業まで含めたシステム全体の費用を、同一トラフィックに対するAPI料金と比べる必要がある。主権、データレジデンシー、最低遅延の保証は、採算計算とは別にセルフホスティングを正当化し得る理由となる。

約9分

AIはなぜこんなに多くの電気を使うのか?

AIアクセラレータは従来のサーバーに比べてラックあたりの消費電力がはるかに大きく、その電力は常に供給、冷却、支払いが必要です。大規模モデルの学習は一時的なピークですが、数百万のユーザーに提供する際は永続的な負荷となり、導入されたモデルのライフサイクル全体でエネルギー消費を主導するのは推論です。

更新 約5分

アンソロピック、EU AI法対応でClaudeにテキスト電子透かしを導入

アンソロピックによると、今後のClaudeモデルは、同程度に適切な単語の中からモデルがどれを選ぶかという選択プロセスを変えることで、生成するテキストに電子透かしを埋め込むという。この手法は「SynthID-Text」と呼ばれる。同社は、この透かしは読者には検知できず、コストや遅延も一切生じさせず、ユーザーや組織、会話を特定できるような情報も一切含まないとしている。

約4分